前回、下パテ・上パテのポイントを紹介いたしました。
今回は、違いや注意点などを紹介していきます。
①下パテと上パテの違い
下パテ
主な役割:穴や凹みを埋める
塗る厚み:比較的厚め
施工部分:必要な部分を中心
仕上がり:下地の形を整える
上パテ
主な役割:表面を平らに整える
塗る厚み:薄く広く
施工部分:周囲まで広げる
仕上がり:滑らかな表面にする
②パテ処理で特に注意したいこと
パテ処理で気を付けたいのは、乾燥不足と研磨不足です。
パテが十分に乾燥していない状態で次の工程に進むと、乾燥後にひび割れや肉やせが発生したり、仕上がりに影響したりすることがあります。
また、研磨が不十分だと、パテの跡や段差が塗装後に目立ってしまいます。
研磨する際は、削りすぎて石膏ボードの紙まで傷つけないように注意しましょう。
最後に、研磨で出た粉を掃除機や刷毛などでしっかり取り除いてから、必要に応じて下塗り・シーラーなどの工程に進みます。
③パテ処理から塗装完了までの流れ
下地確認
ビス穴、継ぎ目、凹凸などを確認する。
下パテ
穴や凹み、継ぎ目を埋めて下地を整える。
乾燥・研磨
十分に乾燥させ、表面を軽く整える。
上パテ
細かな段差や凹凸をなくすように薄く広げる。
乾燥・仕上げ研磨
表面を滑らかにし、パテ粉を取り除く。
塗装工程
下塗りやシーラーなど、仕様に応じた工程を経て上塗りを行う。
まとめ
内装塗装では、塗料を塗る作業だけでなく、その前の下地処理が非常に重要です。
下パテでしっかりと穴や凹みを埋め、上パテで細かな段差や凹凸をなくすことで、塗装後の仕上がりが大きく変わります。
一見すると地味な作業ですが、きれいな内装塗装に仕上げるためには欠かせない工程です。焦らず丁寧に下地を整えることが、美しい仕上がりへの近道です。
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